第91回   今回の病院旅行は欲張り過ぎ!?
2013年10月21日  
 
   今年の病院旅行は開院以来35回目と云うこともあり欲張って東京ディズニーランドと東京スカイツリーの両方に挑戦しました。しかし、天候が雨だったこともあって、虻蜂取らずの“二頭を追う者は一頭も得ず”的な中途半端な旅行になってしまいました。
 発端は私が出来たばかりの東京スカイツリーに早く昇って観たかったので、病院旅行で行けないかと旅行社に相談したところ、何とか団体予約が取れることが解りました。それでは!とその前後について計画を立てている内に、せっかく東京まで行くのだから、前日の夜にただホテルで宴会をするだけではつまらないので、ディズニーランドのナイトツアーがしてみたいと云う意見が特に若い職員から出てきました。成程、それも悪くないと思いましたが、一方で、そうなると自由行動ばかりになるので、病院旅行の本来の趣旨である、職員の親睦と云う点があまり果たせないのではないか。それよりも何よりも、土曜日の夜のナイトツアーは混みすぎて却って楽しめないのではないかと云う危惧がありました。しかし、若手の勢いに押されて?、夜の宴会を止めてディズニーランドのナイトツアーを採用しました。
 一昨日、10月19日土曜日、午前中の診療を終え、午後2時半に新幹線名古屋駅、銀の時計下に集合し、今年は総勢53名がかなりハイテンションで浮き浮きと出発しました。東京駅からはバスに乗り換えましたが、高速道路もほとんど混まず、スムーズに予定通りディズニーランドに着きました。
 ここまでは良かったのですが、バスを降りたら外は思いの外寒く、その上小雨がぱらつき始めました。しかも中はすごい混雑で正面のアーケードを抜けるまではまともに歩けないような状態でした。以前3度ほど日曜日に来たことがありますが、そのいずれの時よりも混雑していました。30周年とハロウィーンパレード等の行事が重なった土曜の夜だからだろうとのことでしたが、それにしても棲ざましいものでした。とりあえず食事の予約をしようと思いレストランへ行くと予約は取らないので並んで待つようにとのことでしたが、それが2時間待ちでした。人気の乗り物は大体120分から180分待ちと云うことです。土産屋も立錐の余地が無いと云っても過言ではないほどの混みようで、これは幾らなんでも収容能力を超えている、キャパシティを超えていると思いました。それでも食事はしたいし、留守番の職員のお土産は買わなければならないし、小雨の中、みんなで交代して並びながらなんとか食事もし、一つ、二つ乗り物にも乗って帰りました。でも、これだけ並ばされて,待たされると、私は決して楽しかったとは思えませんが、皆さんは平気なのでしょうか、楽しいのでしょうか?。それにしても、どうしてこんなに流行るのでしょう?。5〜6分で終わるジェットコースターは2時間待っても又乗りたいと思うほど素晴らしいのでしょうか?。因みに、今回2時間待ったレストランの食事は、入場者数に対してレストランの定数が少なすぎるから2時間待たされただけで、2時間待っても食べたいほど美味しいから待ったというほどの料理ではありませんでした。はっきり云って同じ値段ならファミレスの方がマシな物が出ると思いました。幾多のテーマパークが衰退している中で、こんなに待たして客に忍耐を強いているのに尚満員なのはなぜなのか?。よく“ディズニーランドに学べ”と講演会等で云われますが、確かに客に待って当たり前と納得させるには、あるいは、こんなに忍耐強くさせるにはどうすれば良いか方法を学ばねばならないと思います。
 特に当院のように少し患者さんを待たせただけで、すぐ文句を言われるような所では必須です。当院の接遇委員会のメンバーが、今回折角行くのだから、ディズニーランドの接遇をつぶさに見てこようとテーマを掲げていました。確かにこんなに忙しくても笑顔を絶やさず、穏やかな対応は素晴らしいので学ぶべきですが、それ以前に、これだけ待たされても客が殺気立たずに、冷静に並んでいることの不思議を解明しなければ解決できないような気がします。
 帰りのバスでは、さすがにみんな相当疲れた様子でしたが、素敵なホテルでリフレッシュして、翌日は東京スカイツリーに臨みました。
 ところが日曜日も雨で風も強く、展望台エレベーターが動いたり、止まったりする状況でした。そのため、エレベーター前に長蛇の列が出来て待たされました。やっと地上350mの天望デッキに昇れましたが視界は0。これ以上、上へ行っても意味ないと思いましたが、意地で予定通り地上450mの天望回廊まで昇りました。やはり外は何も見えず、高いのかどうかもはっきりしません。只なんとなく揺れているような気がしました。下りのエレベ ーターも動いたり、止まったりで又並びました。
  昼食は浅草雷門の老舗の天ぷら屋で食べたのですが、大したことは無くて、今回は東京まで来たのに美味しいものは食べられませんでした。その頃から雨脚が強くなり、浅草散策は無理と云うことで、早めに東京駅に戻って買い物でもしようと自由行動になったのですが、昨日はディズニーランドで、今日はすでにスカイツリーで買い物したので、もうお土産を買う気にもなれず、お茶でもして時間をつぶそうかと大丸百貨店のカフェを3軒覗きましたが、いずれも客が並んで待っていました。とに角、東京は人が多すぎる・・・!。
 今回の病院旅行は35回の節目だと気張って、メインのイベントを二つも取り込んだために逆に焦点がぼけて虻蜂取らずになってしまいました。又、雨の性もありますが、予定通り進まず、空き時間、個別行動が多くなり、最大の目的である職員同士の親睦があまり図れませんでした。それにしても今年の雨女は誰だ?!(男かもしれませんが、参加者は圧倒的に女性が多いので疑惑の目はもっぱら女性に向けられます)。
 と云う訳で、この二日間、並ばされたり、待たされたりに慣らされた忍耐旅行になってしまいました。やっぱり旅行は楽しくなければ意味がない。
 
 
星ヶ丘マタニティ病院 理事長 近藤 東臣  
 
 
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