2021年7月20日
第184回
大谷翔平選手MLBで大活躍!
 今、大リーグで大谷翔平選手が大活躍しています。彼がエンジェルスに入団した4年前から気にかけて応援していましたが、最初のシーズンの終わりころから肘を壊し、翌年は膝も痛めて手術を受けていましたので、このまま復活出来ずにズルズル終わってしまうかもしれないと自称大谷ウォッチャーとしては自分の息子のことのように心配していました。
 事実昨シーズンは打者として登場しましたが、それほどの成績も残せず終わってしまいました。ところが、春のキャンプで絶好調とのニュースが入ってきました。それも、打っては打率5割越え、投げては連続10奪三振とか、オープン戦とは言え並みの数字を遥かに超えた成績です。テレビ映像で姿を見ても、体格は一回り逞しくなって動きにも躍動感があり、故障部位も完治してコンデションはとても良さそうに見えましたので、今シーズンはそこそこやってくれそうな期待を抱かせました。

 打者としては4月は並みのスタートでしたが5月に入ってホームランを量産し始め、ゲレーロJrと激しいトップ争いを演じ、とうとう6月末に追い抜いて前期終了時点では33本とトップに躍り出て5本の差をつけています。(19日現在3本差に迫られた)
 しかし、投手としては最初のホワイトソックス戦で自らの先制2号で先制しながら、5回にフォアボール、悪送球などでドタバタを演じ、結局勝ち投手の権利を取れませんでした。これでケチが付いたかどうか13試合に登板した割には4勝1敗と勝ち星が少なめで残念です。ブルペン投手陣の不甲斐なさもありますが、せめて6勝位はして欲しかったと思います。
 それでも6月には2回の週刊MVPと月間MVP迄取ってしまう大活躍でした。私的には打率と勝ち数が少し不満ですが、それでも凄いです。

 そしてオールスター。ホームラン競争は1回戦で負けてしまいました。打ちやすい球を投げてもらって打つので大谷選手なら当てれば皆ホームランかと思っていましたが、意外と球が上がりません。打ってくださいと云って投げてくるハーフスピードの直球は芯に当たりすぎてラインドライブが掛ってしまい球が上がり難いようでした。ホームラン競争はそれなりの打ち方があるみたいで、優勝したアロンソは少し低めの球を完全にアッパーシングで打っていました。
 続けて何度もスウィングするのはよっぽどしんどいのだろうと思います。何時ものスウィングになって無かったし、膝をついてキツイと云いながら珍しくしかめっ面をしている姿が映っていました。それと最初の延長戦で残り15秒ほどで追いついた後、慌てて4スウィングして1発も入らず再延長になってしまいましたが、あそこはじっくり構えて打ち難い球は見送ってでも1発必中で振った方が良かったのではないかと思いました。
 翌日のオールスターゲーム。大谷は1番DH。先発投手としてスタメン出場しました。大リーグ規則を変えてまで二刀流で出場させた大リーグ機構の柔軟な英断は素晴らしいと思います。打者としては2打数無安打でしたが、投手として1回3者凡退の成績で勝利投手となりました。これでも素晴らしい活躍でしたが、大谷オタクとしては、打者としてホームランとまでは云わないまでもせめてヒット1本は打って欲しかったし、投手としては1人は三振を取って欲しかったと思います。そしてMVP!  欲が深すぎますか。

 昨日から後半戦のシーズンが始まりました。体調を崩さずにこのまま好調を続けて欲しいと祈るような気持ちです。最終的には3割。50ホームラン。100打点。10勝。こんな記録が夢で無いような気がします。そうなるように応援しましょう!

 今や大谷LOVEは日本だけでなくアメリカでも大変なようで、今までMLBのテレビなど見たことも無いおばさん連中も見ていて、変な虫が付かないように虫よけをしなければいけないとか、お嫁さんは少し年上が良いとか。さすがに自分ではおこがましいので浅田真央などはどうかなどと詮索しているようです。何時もニコニコと表情豊かでしかもハンサムな彼ですのでそれもわかります。
 余談ですが、先日のオールスターで来たユニホームのチャリティオークションで大谷選手のユニホームが破格の1200万円で落とされたそうです。因みに他の選手は高くて20万円。普通は5~6万円だったそうです。(信憑性は保証の限りではありません)
 もう一つ余談ですが、レッドカーペット行進で着ていた大谷君のスーツが格好良いと評判になっています。BOSSの製品だそうです。濃紺のスーツにシルキィな白いTシャツとのアンサンブルがシックで素敵でしたが、彼なら奇抜なものでない限り何を着ても似合うしょう。それより私はチラッと映った菊池投手の奥さんが綺麗で驚きました。
 最後に、大谷君頑張れ!! 中日はもうどうでも良い・・・。