第145回   星ヶ丘マタニティ病院が開院40周年を迎えました!
2018年4月20日  
 
 

 我、星ヶ丘マタニティ病院が今年の4月で開院40周年を迎えました。
先日、お世話になった関連病院、関連医局の先生や、協力企業の人たちを招いて、細やかな記念パーティを開きました。本来ならば一番貢献して下さったのは患者さんですので、当院に罹って下さった患者さんをご招待すべきだと思いますが、40年間で延200万人を超える患者さんの中からどなたをお招きすれば良いか不可能ですので断念しました。

 思い起こせば、産婦人科を専攻し、特に産科に興味を持って、大学で研修を積んで十数年、その中で私は、当時のお産はあまりにも妊婦さんが無視され過ぎている、お産と云うものはもっと妊婦さん中心に進行すべきだ、妊婦さんの意思を無視した管理に良いお産はあり得ないと考えるようになりました。
 母子ともに安全で、しかも出来るだけ快適な分娩、そんな妊婦さんに優しい周産期管理をするにはどうすれば良いか。
 結局、自分が理想とするお産管理を思い通りにするには自分がトップの病院を作るしかないと云う結論に達しました。そこで私は妊婦さんに優しい、妊婦さん本位の病院を作りたいという一念からこの星ヶ丘マタニティ病院を設立しました。

 その後40年が経ちました。ひと口に40年と云っても、これは決して短い時間ではありません。その間には随分色々なことがありました。楽しかったこと、うれしかったことも沢山ありました。しかし、悲しかったこと、悔しかったこと、肝を冷やしたことも、これまた沢山ありました。そんな紆余曲折はありましたが、こうして40周年を祝える状況で迎えられたことは大変価値のあることだと感激しております。これも当院の理念を支持して下さった患者さんを始め、多くの方々のお陰だと感謝しております。

 この40年間、私は安全でしかも快適な分娩が出来る、患者さんに優しい理想の周産期病院の確立を目指して邁進してきました。そして今ある程度初期の目標が達成できたと満足しています。
 でもこの40年を維持していくのは思いの外大変でした。内科などほとんどの科は、一度来院された患者さんがその病院を気に入れば、リピーターとなって下さるので、潜在患者数はどんどん増え40年も経てば相当な数になるでしょうが、産科に関して云えば、お産の患者さんは精々二度か三度で卒業ですので、同じ数の分娩数を保つには常に新規開拓が必要です。40年維持しようと思うと並大抵のことではありません。それには先輩妊婦さんの口コミが一番の頼りですので、今通っている妊婦さんに対して心を込めて当院の理念である安全でしかも快適な妊婦さんに優しい妊娠・分娩管理を常に心がけてきました。その結果、皆さんの支持を得て今日まで継続出来たのだろうと考えています。

 私も相当年を取って引退の時期が近付いてきました。そこでパーティの席で次の世代を担う職員諸君にお願いをしましたと云うより、肝に銘じて置くよう発破をかけました。
 「将来、医療環境はますます厳しくなるでしょう。出生数は確実に減ります。働き方改革等によって医者やスタッフの確保も大変でしょうし、色々事情はあるでしょうが、ここまで頑張って世間的にも有名になったこのブランドを少なくとも今のレベルを保ちながら維持していって欲しい。出来れば発展させて欲しい。
 そのためには、新しく指導的立場に立つ人は、病院の将来に対する新たな夢や、目標を情熱をもって前向きに掲げて進んで行って欲しい。守りだけを考えているようでは維持すらも難しいと思う」と一層の発奮を促しました。
 きっと頑張って、増々患者さんに取ってより良い病院にしてくれるでしょう!
 
 
星ヶ丘マタニティ病院 理事長 近藤 東臣  
 
 
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