第55回   初孫が生まれた!!
2010年10月20日  
 
   9月25日 午後6時20分、待望の初孫が生まれました。元気な女の子です。
 この年(70歳)になって初孫は少々遅いと思われるでしょうが、諸般の事情でやむなく遅れました。そんな細かい詮索はとも角として、でもやっと恵まれたので、逆に感激もひとしおです。これで晴れてお爺の仲間入りが出来ました。
 私はそんなことは平気の積りでしたが、同年輩の友人達は、私の前で“孫が可愛い”と云う話は控えめにしていたようです。特に当院の院長や産婦人科部長は私より10年も若いくせに既に孫の味を知っていますが、その話題を私の前でするのを意識的に避けていたような節があります。しかし、これからは遠慮なく私の前で孫の話をしてください。そしてお爺の先輩としていろいろ教えてください。
 現在は実家(我が家)に母児ともにいますので、朝晩顔を会わせていますが、正直云って可愛いですね!。
 抱き癖がついてはまずいと思いつつ、既に爺駕籠(じじかご)と揶揄されている私流の特別な抱き方をしながらつくづく眺めていると、まだ何も喋るわけでもなく、泣くか、眠っているだけですが、それでもいつまで見てても飽きません。たまに目を開けてつぶらな瞳で私の顔を見つめてくれれば尚更です。
 実は私は産婦人科の医者ですから、あやし抱っこは勿論のこと、沐浴とか、授乳(ミルクびんで飲ます)、ゲップ出し、オムツ替えなどは、本当は家族の中で一番上手ですが、下手に手を出すと以後押し付けられそうですので、あやし抱っこだけの爺じ(ジィジ)役に徹しています。その分、家内の仕事が一気に増えてしまい、婆ば(バァバ)の実感より、家事に振り回されて悲鳴をあげています。
 余談ですが、家内は“お婆さん”、あるいは“婆ば”と呼ばれるのは嫌なようで、“グランマァ”と呼ばせたがっていますが、私は“爺じ”でも、“お爺さん”でも一向に構わない、むしろ心地良い響きだと感じています。確かに“婆ば”は“爺じ”に比べて音のイメージが悪いようで同情はしますが・・・。
 今まで私は何万人と云う新生児を見てきましたが、その見方は、元気か?異常は無いか?と云った職業的な観点でした。その子が可愛いかとか、誰に似ているか、極端なことを云えば、男か女かも余り関心がありませんでした。
 家内の知り合いのお子さんや、お孫さんが生まれた時、家に帰って家内に報告はしますが「○○さんの孫が今日生まれたよ。元気だったよ」位しか云いませんので、家内が「男の子?女の子?何グラムだった。可愛い子?どちらに似てた?」と畳み掛けてきます。その度に、私はたじたじとなって「え〜と、3000幾つの男の子だったよ」。かろうじてその辺までは答えられても、それが限度で「どちらに似てるか良くわからないけど、まあまあ可愛かったと思うよ」とか後は適当に答えていました。
 しかし今回は違いました。当然今回も元気かどうか、異常が無いかは最大の関心事でしたが、その後で、性別を確認しました。勿論、早い時期から超音波検査で女の子と判っていましたが、それでも孫ともなると男の子か女の子かは気になるものです。(主治医の診断を疑っている訳ではありませんが、それとは関係なく、さすがの私も性別に興味を示してしまいました。御免なさい。)
 次は誰に似ているか?と云うことで、普通は父親似か、母親似かが、中心的な論点になると思いますが、今回は、もう一代遡ぼって、両方の新お婆さんが、共に自分の赤ちゃんの頃の写真にそっくりだと云い張って盛り上がりました(親馬鹿、ここでは婆馬鹿と云うことになりますか)。私も珍しく誰に似ているか一所懸命凝視しましたが、正直云って誰に似ているか良くわかりませんでした。どうも私にはそう云う才能はあまり無いようです。自分の孫でもこの程度ですから、ましてや他人様のお子さんが誰似かなど判るはずが無いと確信しました。(自慢にもなりませんが・・・)
 いずれにしても、久しぶりに我が家に若い家族が増えて、家の中が賑やかになり、全員バタバタしながらも、明るく楽しく過ごしています。夜の付き合いも最小限に抑えて、私の帰りも少し早くなりました。
 先日、お隣さんに「お孫さんですか?賑やかになりましたね」と云われて「はい。ありがとうございます」と素直に答えましたが、あれは「喧しい、夜眠れない!」と云う皮肉だったのかな?とちょっと気になります。まっ良いか。気にしない、気にしない!。
 でも、もうすぐ帰ってしまいますので、急に寂しくなるのでしょうね。もっとも家内はホッとするでしょうが・・・?。やっぱり祖父母にとっては、孫は来て嬉しい、帰って嬉しいと云うことでしょうか。
 さて、冷静に考えて、私は彼女が幾つになるまで元気に相手が出来るのでしょう。最低でも小学校入学まではそうありたいと願っています。実は秘かに、大学入学時には、飛びっきり素敵なお祝いを贈りたいとも思っていますが、米寿まで生きるのは法外な望みでしょうか。
 思わぬところで出会った新たな目標に向けて、これからの毎日を精一杯精進したいと思います。どうか、私の周りの皆さん、ご協力よろしくお願いします!(最近何でも、すぐ他人頼みになって申し訳ありませんが、よろしく!)。
 
 
星ヶ丘マタニティ病院 理事長 近藤 東臣  
 
 
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