第169回   この度、長女が院長になりました!
2020年4月20日  
 
 
 春爛漫。何時もの年なら4月は新年度、新学期の始まりで、一年の内でも最も華やかで、輝かしい季節のはずです。ところが今年は新型コロナの蔓延が続き、とうとう4月7日には政府が緊急事態宣言を発出するに至って、日本中に外出自粛要請が出され、なんとも重苦しい陰鬱なムードになってしまいました。
 余談ですが、政府の緊急事態宣言の地域から愛知県は外されました。又名古屋外しかと揶揄する向きもありますが、有名アーティストの名古屋外しとは違って、これは愛知県のコロナ対策が優れていたと云うことですのでむしろ評価すべきだと考えます。大村知事も最初は外れて良かったと云うコメントを出しながら、翌日、急に愛知県独自の緊急事態宣言を出し、国にも指定地域に入れるように要望しました。これを朝令暮改と批判されましたが、指定地域から外れて愛知県民の緊張が緩んでは今までの成果が無になるし、愛知は安全だと疎開されても困るので、これは優柔不断では無く妥当な判断だと思います。
 おまけに気温まで上がらず、春だと云うのに寒々としています。その性か、皮肉なことに花見も出来ない桜が何時までも咲き誇っています。

 こんな異常事態の中で、星ヶ丘マタニティ病院の3代目院長に4月6日付けで長女の近藤裕子が就任しました。
  ”患者様に優しい理想の周産期病院の確立”を目指して開設以来。20数年間は私が院長として陣頭指揮を取って発展充実に努め、その後の10数年間は石丸先生が院長の重責を引き継いで成熟させてくれました。そして今や民間の周産期病院として当初の夢がほぼ叶うところまで来れたと自負しています。しかしながら、この40数年の間に産科に関する医療事情は随分変化してきました。これからの新しい出産世代のニーズに応えて、同じ世代の新院長がどのように適合、成長させてくれるか大いに楽しみにしています。もちろん一抹の不安はありますが・・・。
 元々、石丸先生が今年4月で古希(70歳)を迎えるので院長職の重圧から降りたいと云う申し出があり、一方で近藤裕子先生も育ってきたので、そろそろ院長の重責にも耐えられるだろうと云うことで、区切りの良い新年度の4月交代を想定して準備をしてきました。
 ところが新型コロナ騒動でとんでもない時期になってしまい、祝賀ムードどころか、新院長の初仕事はほぼ連日の新型コロナ感染対策委員会の委員長として院内をまとめる役になりました。厳しいスタートとなりましたが、これも何かの試練だと思って上手に乗り切ってくれるだろうと期待しています。

 今、後継者がいなくて閉院したり、M&Aで売却したりする病院が増えていると聞きます。これは医者だけでは無くて色々な企業やお店でも起こっているそうです。そんな中で子供に後を継がせることが出来たのは大変幸運なことです。これもひとえに彼女が成長するまで屋台骨を背負って頑張ってくれた石丸先生のお蔭だと感謝に堪えません。
 これからは、井口、金子両副院長を始め、職員みんなで支えてやって欲しいと願っています。一方で親としてはここまで成長してくれたことを率直に嬉しく思います。
 愛読者の皆様、星ヶ丘マタニティ病院は新しい牽引者の基で未来に向かって患者様に優しい理想の周産期病院として飛躍し続けます。ご期待ください!!

 今回は親馬鹿丸出しの情けないコラムになりました。お恥ずかしい・・・。
 
 
星ヶ丘マタニティ病院 理事長 近藤 東臣  
 
 
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