第7回 やったぜ!中日ドラゴンズ リーグ優勝 2006年10月20日  
 
   リーグ優勝を決めた10月10日の巨人戦、ウッズのグランドスラムで劇的な決着が付きましたが、あの場面にウッズが登場したこと(交代せずに居たこと)が、あの試合の勝敗の雌雄を決したと思われ、落合監督の勝負勘の冴えに久しぶりに全身がぞくぞくするような興奮を覚えました。
  試合を見ていなかった人のために簡単に経過を説明しますと、序盤は中日が3−1とリードしていましたが、結局7回に高橋、小久保の連続ホームランで同点に追いつかれてしまいました。その後重苦しい雰囲気の中で延長戦に突入していき、その間落合采配に疑問な点もありましたが、ともかく救援投手陣が頑張って0点が続き、やがて問題のその時、11回表になり、福留、ウッズが連打してノーアウト1塁2塁となりました。延長は12回で終りですから、次回ウッズに打席が廻ってくる確立は非常に少ない、この回に勝負を賭けるなら当然足の悪いウッズに代走を出す状況です。でも私はこの回に決着は付かない気がして、ウッズを代えるな!代えるなよ!そして点が入っても入らなくても11回から岩瀬を出せ!とテレビに向かって必死に注文をつけていました。落合監督も同じインスピレーションが沸いたのでしょう、ウッズを代えませんでした。しかも11回裏から岩瀬を出しました。その結果前記したように、12回にウッズのグランドスラムが飛び出して巨人に引導を渡すことになったのです。ウッズを代えなかったこと、11回から岩瀬を出したことなど、私の考えと落合監督の采配が一致してあの日は実に気分爽快な勝利でした。

中日ドラゴンズよくやった!!リーグ優勝おめでとう!!

  私は名古屋で生まれ育っていますので、別に珍しいことではありませんが、実は根っからのドラゴンズファンです。それもかなり熱狂的な過激なファンです。今でこそ社会的立場や、年齢のせいもあり、節度を保った振りをしてはいますがそれは仮面です。親父もドラゴンズファンで、子供のころからよく当時の中日球場へ連れて行ってくれました。産婦人科医の親父が、当時はポケットベルも携帯電話もない時代でしたのによく野球場などに行っていられたなと今思えば不思議ですが、世の中もおおらかだったのでしょうね・・・。また我が家へは、時々中日の選手が遊びに来ていたりしたので、ごく当りまえに中日ファンになっていきました。中学生の頃は、中日の全選手の背番号や、年齢、出身校、球歴などを諳んじているドラゴンズおたくの少年でした。
  医者になってからは、医局に巨人ファンや、阪神ファンもかなり居て、喧々がくがくとやり合いながらテレビ観戦をしている内に、結構野球理論にも詳しくなり、いっぱしの野球解説者並に観る目も成長しました。そう云えばあの頃は、野球観たさに中日球場の救護班のアルバイトをよくしたものです。バックネット裏の救護班用の特等席で、仕事を忘れて中日の選手に声援を送ったり、思わず興奮して罵倒したりして、一緒に居た看護婦さんに白い眼で見られていたのも、今となっては楽しい思い出です。

  開業してから、星ヶ丘マタニティ病院では多くの中日選手の奥さんがお産をしてくれました。患者さんの個人情報ですので、医者としては守秘義務があって、実名では書けませんが、皆さんがよくご存知の有名選手も結構いました。匿名で紹介すると、昨年パ・リーグの監督をしていたT監督夫人、セ・リーグのあるチーム監督のU監督夫人、台湾出身のK投手夫人。
  そう云えばK投手夫人の出産は特に思い出があります。それは20年近く前の土曜日のことでした。その日は病院旅行の日で、当直の医者と数人の留守番を残してあとは全員観光バスに乗って三重県の伊勢志摩方面へ出かけていました。忘れもしません、その年は志摩観光ホテルの高橋シェフの料理を味わうことがメインテーマの豪華旅行でした。晩餐会が始まり、伊勢えびのスープ、あわびのステーキなど、数々の美味を堪能していた時に”中日のK投手の奥さんが陣痛開始で入院されました“と病院から連絡が入りました。普通の妊娠の陣痛なら当直の先生に任せておけば良いのですが、彼女の場合は双胎妊娠で、しかも一人が逆子でしたので帝王切開になる可能性もありましたから、当直の先生一人に任せておく訳にもいかず、まだ出てこない料理に後ろ髪を引かれながら、私と、婦長と当時常勤だった若手の医者の三人がタクシーで病院に戻りました。当時はまだ高速道路が久居からしか無く、3時間程かかって、夜中の12時にやっと病院に着きました。
  お産は順調に進み、朝方2時過ぎに無事双子が普通分娩で生まれました。K夫人がお産に立ち会った私の顔を不思議そうに見て”あれ、院長先生、病院旅行はお留守番でしたか?“と聞かれて”えェ、まあ”とかあいまいに答えていましたが、彼女には双胎妊娠の危険性の自覚があまり無かったようで、まさか我々が心配して駆けつけたとは思っていなかったのでしょう。こんな例はよくあることですが、結果が良ければ我々の苦労などどうでもよくて、ハッピー、ハッピーです。それから又タクシーで賢島に向かい、朝の5時半ごろホテルについて2時間程仮眠を取り、その日は終日何事も無かったように合歓の里で遊びまわりました。私も若かったという事ですね。
  その他、元コーチのK投手夫人、元コーチのH選手夫人、台湾出身のT選手夫人、今も現役のY投手夫人、最近ではO選手夫人等々、皆さんそれぞれナイスガイで何人かは今でも交流があります。そんな訳で益々ドラゴンズファンになってしまいました。そう云えば最近中日の選手夫人のお産が少ないなあ。御用達病院が変わってしまったのかな、それとも新婚さんが居ないのかな・・・。

  わき道にそれました。本論に戻りましょう。過去にはセ・リーグではリーグ優勝に重きを置いて、日本シリーズをあまり重要視しない傾向がありました。これはセ・リーグの驕りというか、パ・リーグを軽視していた所業ですが、今やそんなことは通用しません。人気も実力もセ・リーグを席捲する勢いのパ・リーグを叩いて、是非今年は日本一にならなければ、真の王者の評価は得られません。相手は日本ハムです。中日とよく似たチームカラーで、守備が良く、投手も良くて、犠打を多用する守備型のチームです。落合監督、作戦は大丈夫かな、一緒に相談したい位の気持ちです。多分多くの中日ファンの皆さんもヘッドコーチになった積りでいろいろ提案したいと思っているでしょうね。
いずれにしても中日ドラゴンズは日本一に成るのだ!頑張れ!!
 
 
星ヶ丘マタニティ病院 理事長 近藤 東臣  
 
 
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