第105回   師走の選挙で皆大変!
2014年12月19日  
 
   今年もまた年の瀬がやって来ました。毎年、年の瀬は忙しく慌ただしいものですが、今年は衆議院総選挙のために一層気ぜわしい気がします。何時もの年より街も騒がしく、文字通り師が走る(候補者は師と云える人ばかりとは限りませんが・・・?) 師走となりました。なんでこんな忙しい時期に解散したのでしょうねぇ。安倍政権にとって、国民が一番忙しい時に解散する必然性が有ったのでしょうか?。2年前にも暮れの同じような時期に解散、総選挙がありましたが、あの時は民主党政権が破綻して云わば破れかぶれ解散でしたので、それなりに必然性が有ったような気もしましたが・・・。
 お蔭で多くの人達が選挙に関わることになり、皆さんのお仕事もそうでしょうが、暮れの書き入れ時に商売に支障を来して大変だったそうです。逆に、飲食店や飲み屋さんは選挙違反に問われたりするのを恐れて接待が減ってしまい、忘年会シーズンの大事な時期に店が暇であがったりだと云っていました。誰が勝っても負けても良いから早く選挙が終わって、祝勝会でも残念会でもやって欲しいと云うのが本音のようですが、戦い終わって日が暮れて今の飲み屋さんの状況はどんなものでしょう?。
 総選挙の結果、自民党は勝利して信任が得られたと大満足でしょうが、一般市民に取っては結局以前と何も変わらない只々迷惑な出来事でした。
 一方、病院は選挙の有る無しに関わらず暮れは毎年忙しいです。特に正月休み前の1週間は各科とも殺人的な忙しさになります。しかも最後の1週間の12月23日が祝日で休みですので外の日にしわ寄せが来て大変痛手です。この日が休みなのは病院だけでなく、企業も、商売屋さんでも影響が出るようで、休みを変えて欲しいと云う声を耳にします。しかし、この祝日は天皇誕生日ですので、外の日に変える訳にはいきませんが、もし、天皇陛下が12月の始めか、お正月明けにお生まれになっていれば良かったのに・・・と、ふと不敬な事を思ってしまいます。大変ご無礼なこと云って申し訳ありません。でも大人な日本国のおおらかさに免じてお許しください。
 さて、今年のように12月27日が土曜日で仕事納めになると、その後大晦日までの4日間はまるで平日診療のように多くの患者さんが時間外に来院されます。一応休みですからスタッフも手薄で、待ち時間も長くなりますので、時に殺気立った雰囲気さえ漂います。特に小児科の患者さんが多いので、小児科の医者は休みを返上して毎日交代で勤務をしています。申し訳ないと内心では思っていますが、彼らも小児科の医者の宿命と諦めているようですので、そっと見守っているのが何年か続いています(ご免なさい)。
 ところが大晦日を過ぎて正月元旦になると何故かピタッと患者さんは来ません。小児科のお子さんもみんな元気になったようですし、切迫流、早産の方々も落ち着いたようです。年が変わったと云っても昨日と何も変わらない翌日が来ただけですのに、突然病気に罹らなくなってしまうのでしょうか。この不思議な現象は、厄介なことは旧年中に解決して、お正月は穏やかに、幸せに迎えたいと云う、お正月を特別なものと考える日本人独特の気質の表れだと思います。
 唯一陣痛の始まった人だけは入院されて来ますが、心なしか暮れに陣痛で来た人より余裕があって、それこそお正月のお目出度気分です。病院の雰囲気も暮れの慌ただしさから一変してお屠蘇気分でおっとりとしています。(実際にはお屠蘇は飲んでいませんが)何時でもこんな気分でお産が出来たら、妊婦さんも我々スタッフも随分楽しいと思いますが、来年は一年中そんなハッピーな年に成ってもらいたいものです!
 そんな希望も込めて皆様良いお年をお迎え下さい! 
 
 
星ヶ丘マタニティ病院 理事長 近藤 東臣  
 
 
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