第129回   今年も世の中色々あって大変だ?!
2016年12月20日  
 
 

 今年も残り少なくなりましたが、コラム愛読者の皆様に取ってはどんな1年だったでしょう?良い年だった人、今一パッとしなかった人、皆さんそれぞれに悲喜こもごもだったと思います。

 私はかなり変化のある1年でした。先ず5月15日に「母と子のメンタルヘルスフォーラム」と云う産婦人科医会の全国学術大会を主催しました。この大会の苦労話については前にも書きましたので省略しますが、成功させるために半年くらい前から、かなり気力と労力を使いました。そして、この大会を花道に5月一杯で長年勤めた愛知県産婦人科医会の会長職を退職しました。在任中、何とか大過なく責務を果せたとホッと一息ついていることは確かですが、最近会った友人に顔つきが穏やかになった、顔色が良くなったと云われました。以前はそんな怖い顔をしていたのですかねぇ。
 それは兎も角、精神的にも時間的にも余裕が出来たので、以前考えていた趣味などを始めようと思ったのですが、ほとんど何も出来ないままに残りの半年を過ごしてしましました。年のせいなのか、本来怠け症なのか、なかなか敏速に次の行動に移れないのが歯痒いです。
 それでも、終ぞしなかったゴルフの練習に時々行きました。もう一つ、痩せ衰えた肉体改造を目論んで、あわよくばゴルフの飛距離が少しでも伸びるのも期待して、内緒で筋力トレーニングも始めましたが、どうも筋肉も付かないし、筋力も付いていないようです。やっぱり年寄りの冷や水と云う事でしょうか。こんな結果を予想して未だ誰にもジム通いは云っていません。このコラムで初めて明かしましたが、内緒ですから誰にも云わないでください。でもここに書いてしまったから、もう無理ですね。
 蛇足ですが、会長在任中に一杯溜まって部屋中に散らかった書類を整理しようと思ってから半年経ちましたが、未だに少しも片付いていません。やっぱり生来のズボラですね。
 私の話はこれ位にして、世の中は今年も世界中で色々な事がありました。
 未だに地球上のあちこちで武力紛争が起こっていますが、そろそろ人類の英知で武力無しに解決出来ないものでしょうか。この点についてだけは幾ら世の中が進歩しても古代の昔から変わりませんねぇ。
 リオ・オリンピックは日本選手団の活躍もあって今年唯一の明るいニュースでした。特に卓球女子団体で銅メダルを取った時の福原選手を始め、石川、伊藤選手の喜びの表情は本当に嬉しそうで、金メダルでは無かったけれど感動的なシーンでした。
 その他、英国のEU離脱。次期アメリカ大統領選挙で大方の予想を裏切ってトランプさんが当選したこと、そして過激なトランプさんの言行録など。又、お隣、韓国の朴槿恵大統領の弾劾訴追案可決。日本でも東京都知事選の騒動。TPP法案の可決。統合型リゾート施設整備推進法(カジノ解禁法)の突然の可決など色々ありました。
 本来、私はこのコラムでは政治的な論評はしないようにしていますが、このカジノ解禁法案についてだけはひと言云わせてください。いくら観光促進を目指して、リゾート施設を整備推進するにしてもカジノまで作る必要は無いでしょう。カジノなど出来てもその地域が活性化して潤うとはとても思えません。それどころか質の悪い観光客も来て治安が悪くなるのが落ちです。儲かるのは胴元になる業者だけでしょう。日本には四季があり、風光明媚な景色があり、温泉もあり、何よりも歴史に培われた素晴らしい文化があります。それらを生かしたレベルの高い観光立国を目指すべきです。一方、既に日本は競輪、競馬、競艇などの公益ギャンブルがあり、パチンコも加えれば多くのギャンブルがあります。そして、今でも多くの人たちが所謂ギャンブル依存症になっています。これは正式には賭博障害と云う精神科疾患で、覚せい剤常習者と同じ様になかなか脱皮出来ません。再生のためには施設管理などかなり濃厚な治療が必要です。韓国ではギャンブル依存症の再生のためにカジノの収益の10倍の費用が掛かっているそうです。最近の全国世論調査でも約70%の人がカジノ解禁に反倒しています。どうして政府は国の品位を落とすような法案を突如拙速に可決したのでしょう?!意図が全く分かりません。
 とにかく私は絶対反対です!!

 
 
星ヶ丘マタニティ病院 理事長 近藤 東臣  
 
 
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