第106回   未年の運勢は?!
2015年1月20日  
 
   愛読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。今年もお付き合いのほどよろしくお願いたします。遅ればせながら、今年初めての連載ですので、改めて新年のご挨拶をさせていただきます。
 毎年お正月にはその年の干支について縁起などを調べていますが、今年の干支“未年”の運勢はと云いますと・・・。
 先ずこの“未”と云う字を“ひつじ”と読むのも難しいですよね。元来“未”は十二支の8番目で、年、日、時刻や方角を表しますが、これを“羊”としたのは、庶民に十二支を浸透させるために動物の名前を当てたものだそうです。ただなぜ“羊”なのかの由来は定かではないようです。“未”の本来の読みは“み”ですが、枝が伸びきらずにいる木の部分を描いた文字で、未だ熟しきっていない状態と云うことのようです。
  “羊年”と云えば、何となく穏やかで、暖かいイメージがしますが、羊年の特徴は羊が群れをなしているところから家族の安泰を表し、いつまでも平和に暮らすことを意味し、穏やかで人情に厚い良い年とされています。又未年生まれの人の特徴は穏やかで温かく、正義感が強くしかも優しいと云われています。まるで未年の人に悪い人はいないみたいですけれどどうでしょう??
 付け加えると“羊”と云う字は、祥,翔、美、善など良い意味に使われることが多く、未年は好いことずくめです。
 余談ですが、羊は群れをなす性格を持ち家畜化に向いていたので古くから家畜として育てられてきました。羊毛はウールとして珍重され、毛皮はムートン、肉はジンギスカン料理として有名で、残す所なく利用されています。
 このように“未年”だけで調べれば今年は凄く良い年のようですが、干支の本来の十干十二支で調べると、今年は乙未(きのとひつじ)の年となります。60年に1回廻ってくるわけですが、“乙未”となると少しニュアンスが異ってきます。先ず、乙(きのと)という文字は、草花の芽が曲がりくねっている様で新しい改革創造に対して外からの抵抗が強いとされています。一方、未については「一」と「木」から成り、枝葉の繁茂を表し、枝葉が茂ると暗くなることから未は昧に通じ、すなわち暗いということのようです。又、乙も未も十干、十二支から云えば、いずれも陰ですので、ますます暗い感じがします。折角、羊年で良い年になるかと思いましたが、60年に一回しか廻って来ない“乙未年”は、結構厳しい油断禁物の年に成りそうです。皆さん、気を引き締めてかかりましょう!又、今年生まれの子はしたたかで打たれ強く、保守派の人間になるらしいです。
 今年も当院で大勢の赤ちゃんが産まれると思いますが、皆さん逞しく打たれ強い人に育って欲しいと願っています。一方我々は油断禁物をキーワードにして安心・安全な分娩を心掛けたいと思います。
 因みに、60年前の乙未、1955(昭和30)年は日本経済が絶好調で右肩上がりのスタートの年だったようです。
 余談ついでに、眠れない時に羊の数を数えると眠れると云いますが、これはイギリスが発祥だと云われています。英語で羊のことをSHEEPと云いますが、これが「眠る」の英語SLEEPと似ていて暗示にかかりやすくリラックス出来て眠れやすいと云うことのようですので、日本語で“羊が一匹、羊が二匹、・・・”と天井を見ながら数えても効果が無いかもしれませんね??
 いずれにしても、 干支に振り回されていても仕方がありません。皆さん元旦にはしっかり今年の目標を立てられたことと思いますので、それに向かって頑張りましょう!
 今年が皆様に取って(私に取っても)良い年に成りますように!!
 
 
星ヶ丘マタニティ病院 理事長 近藤 東臣  
 
 
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