第167回   男性も育児休暇を取ろう!!
2020年2月20日  
 
 
 先月、小泉進次郎環境相が出産後3ヶ月以内に2週間程度の育児休暇を取ると宣言して話題になりました。私は単純に彼のような著名人が率先して育休を取ることは男性育休を普及させるためには良いことだと思いましたが、世間の評価は批判的な意見も多いようで複雑です。考え方は人それぞれで難しいですね。
 出産は1月17日でしたのでもう1か月程経ちますが、賛否両論ある中で彼は実際に育休を取ったのでしょうか。国会期間中でもあり難しいかもしれませんが、私的には是非実行して欲しいと思います。
 厚生労働省の資料によると、男性の育休取得率は6%ほどで、取得期間も5日未満が一番多く、ついで2週間未満と短いものです。一方、女性は既に90%弱が長期の育休を取っています。
 まだまだ男性は取りにくい社会ですが、政府は通称「イクメンプロジェクト」。男性育児休業取得事業要綱で勤労者世帯の過半数が共働き世帯となっている中で、男性も子育てができる環境づくりが求められているとして、2020年の男性の育児休業取得率13%の達成を目指し、男性の育児休業取得促進に取り組む企業等を支援するとしています。又、男性育児の促進は、育児をしたいと云う男性の希望の実現だけでなく、配偶者である女性の継続就業や第2子以降の出産意欲にも良い影響があるという点で大変重要だとも云っています。
 確かにその通りで、フランスのように合計特殊出生率が高い国では女性の就業率が高く、男性育休取得率も70%を超えています。
 ここまで男性の育休に賛意を示しておきながら、今更云うのもなんですが、男性は育休を取って何をすれば良いのでしょう。私のような昔人間には育休を取って何をすべきか良く解らなくて、下手に家にいると”邪魔だ”と云われそうな気がします。育児と云っても、授乳は母乳の場合は難しいし、おむつ替えとか、おんぶとかするのかな?。それとも母親が育児に専念できるように掃除、洗濯、食事など家事が主な仕事になるのでしょうか?。
 自分ではやる気充分でも”もう一人子供が増えたみたいで大変だから、仕事に行ってくれない”と云われそうです。逆に妻が出勤してその日は一人で育児をするとなれば、それは責任重大な育休になりますが・・・。
 いずれにしても、私が育休を取ることはもう無いでしょう!。

 さて今、新聞やテレビのトップニュースは新型コロナウィルス肺炎の話題で独占されています。その過熱ぶりに、又得体のしれない新型ウィルスでパンデミックが起こるのではないかと不安を煽られます。確かに、初期の水際阻止対策に失敗し(何時ものことですが)、今や感染経路がはっきりしない市中感染にフェーズが変わってきました。こうなると後手後手に回ってパンデミックになるかも知れません。
 今の時点では、この新型コロナウィルスがどの程度の感染力があるのか、重症度がどの程度なのか、はっきり解っていないところもありますので、あまり私見を強調するのは控えますが、唯、我々として出来ることは通常のインフルエンザと同じように、外出時のマスク着用、手洗い、うがいなどで自己防衛するしか無いと云うことです。
 余談ですが、既に皆さんこれら自己防衛は実行しておられるようで、その副効用でしょうか、今年はインフルエンザの患者さんが少ない気がします。
 何はともあれ、もうしばらくの間、春が来るまでは、油断しないで自己防衛を続けましょう!!  尚、当院も当分の間、面会制限など来院に関しての一部規制を実施させてもらうことになりました。皆様のご理解、ご協力の程、宜しくお願いいたします。
 
 
星ヶ丘マタニティ病院 理事長 近藤 東臣  
 
 
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