2023年7月20日
第208回
猛暑ボケか?タワマンの夢想!

 今年はもう梅雨は空けてしまったのでしょうか、このところ猛暑が続いています。愛読者の皆さまは熱中症などに罹らない様、充分お身体に気を付けて日常を送ってください。

 猛暑と言えば、7月17日海の日には豊田市では39℃越えとかとんでもない暑さだったようです。地球温暖化で気温が上昇することは知っていますが、それは100年で1℃位の上昇のはずでした。それを防ぐために20年位前からCo2削減など全世界で必死に改善策を講じているにも関わらず、最近は1年で1℃以上も気温が上がってしまいます。
 特に都会ではビルや家庭が冷房で屋内温度を26~27℃に下げています。エネルギー不変の法則から云えば、その分屋外温度は上がることになります。それが何℃になるかは知りませんが、地球温暖化だけでなく、人工温暖化も加担していることは間違いないと思います。
 豊田市にはゴルフ場が沢山あります。17日にゴルフした人達は大丈夫だったでしょうか。熱中症になって救急車で運ばれた人もいたかもしれませんね。
 実は日曜日に全員80才越えの仲間でゴルフをしましたが、午前中のハーフで止めました。午後からの暑さを考えてのことですが、我ながら賢明な判断だったと思います。今後、夏の間は原則ハーフで終わることに決めました。
 蛇足ですが、老人は室内での熱中症対策も考えてください。本来熱中症は炎天下で発症するものですが、老人は室内でも罹ります。この際、環境問題には目をつぶって、夜寝る時も冷房をつけっ放しにしてください。又、夜間尿を嫌って、夜、水分摂取を制限する人がいますが、それもまずいです。しっかり水分を補給して休んでください。そして夜中に尿で起きた時は、そこでも水分を取るようにしてください。
老人の場合はその位にしてやっと正常が保たれると言われています。

 話しは変わりますが、老後の快適な住環境を求めて、マンションについて2~3社のセールスマンに話を聞きました。私が子育て世代だった頃は名古屋ではマンションより戸建て分譲住宅の方が主力だったと思いますが、最近はマンション住まいの人の方が多いと言うことです。その理由は色々あるようですが、
 それはともかく、マンションも種々有ってタワーマンションと言うと格好が良いようです。ではタワーマンションと普通のマンションとの違いは何処かと言うと、法的な定めは無いようですが、一般的には20階以上、高さ60m以上の高層マンションを指すようで、国土交通省の認定を受けた建物のようです。唯高いだけではなく、その地域のランドマークになっていることも条件のようです。
 もちろん、タワマンの最大の売りは眺望の良さですから、低層階では高いお金を出してタワマンを買った意味があまりないでしょう。しかし、タワマンは普通バルコニーが無く、遮るものも無いので、日差しが強烈で、しかも風が強く窓も開けていられないらしいです。又、もし定期検査でエレベーターが休止している時に帰宅しても、とても25階の我が家まで階段では登れないでしょうし(私の場合は10階でも無理だと思いますが・・・)そんな時は1階のエントランスで待っているしか無いようです。
 老後、バリアフリーで、セキュリティも良い、街中のタワーマンション暮らしも良いかなと、ふと誘惑にかられましたが、どうしたものでしょう。