妊婦様と赤ちゃんが順調であるかどうか把握し、異常の早期発見に努めています。健康で元気な赤ちゃんを産むために、妊婦健診はきちんと受診しましょう。
健診のスケジュールを把握できるように、妊婦カレンダーをお渡ししております。
※検査を行う際は、別途料金がかかる場合があります。
※名古屋市、愛知県内の方は妊婦健康診査受診票をお使いいただけます。
当院では内科・歯科(口腔外科)もあり、母体疾患、妊娠合併症に対する医療サポートが常に、
そしてすぐに受けられます。
妊婦健診の際に内科医師・歯科医師が、診察させていただきます。
- 妊娠12週~15週(無料)
- 一般的な内科の問診と心電図検査の結果の説明をします。
このほか、妊娠中に体調を崩された時にもご相談ください。
- 妊娠16週~19週(無料)
- 詳しくは、歯科口腔外科ページをご覧ください。
赤ちゃんのエコー画像や動画をスマホで簡単に保存、家族でも共有できるサービスです!
詳しくは、妊婦さんと赤ちゃんへの「おもてなし」ページをご覧ください。
妊婦様の年齢が高くなると、赤ちゃんの染色体疾患の確率が高まることが分かっています。赤ちゃんの染色体疾患をご心配され検査したいとご希望される場合、採血や羊水で検査を行うことができます。
当院では、下記の検査を行っています。検査を受けられる週数が限られておりますので、ご注意ください。必ず予約が必要となります。
当院は出生前検査認証制度等運営委員会において、NIPTを実施する連携施設(認可)として認証されました。
妊娠11~13週頃に母体の血液を採血します。
ダウン症候群(21トリソミー)、18トリソミー、13トリソミーの3つの先天性疾患の可能性を調べる検査です。
当院通院中の方が対象で、検査前にご夫婦で認定医によるカウンセリング(平日12:30~)が必要です。(要予約)
カウンセリング予約につきましては当院までお問い合わせください。
超音波で胎児のチェックをし、カウンセリングの予約を行います。
妊娠15週頃に血液検査を行います。赤ちゃんへの負担がないという利点があります。
結果は、確率で出ますので、高い場合は追加検査が必要となります。
妊娠15週~17週に、お腹の上から子宮内に細い針を刺します。
羊水に含まれる赤ちゃんの細胞を培養して検査します。
病気が見つかった場合は、確定診断となります。
※胎児の染色体異常を診断するもので、他の原因による胎児異常は診断できません。
羊水検査は、全ての妊婦様が行うものではなく、以下の方が適応となります。また、以下の適応があっても必ず行わなければならないというわけではありません。ご夫婦ともにご希望された場合に行います。
- 過去に染色体異常のある児を出産した既往のある方
- 高齢妊娠の方(35歳以上:染色体異常の可能性は年齢とともに高くなります)
- 超音波検査で染色体異常を疑う所見が認められた方
- 血縁関係の中に染色体異常を認める方
子宮収縮・羊水感染により、流産が引き起こされる可能性が約0.3%あります。
(予防のため、張りを抑える薬と抗生物質を内服していただきます)
以下の場合羊水検査をしても胎児の異常を明らかにすることができません。
- 顕微鏡で判別できないほど小さな染色体異常がある場合
- 正常な細胞と異常な細胞が混在するモザイクの場合
- 母体血液細胞の混入がある場合
- 予期せぬ原因によって羊水培養がうまくいかない場合